世界ナンバーワンの「全自動いか釣り機」、人の動きを実現する「paraMotion」、ステッピングモータ/ACサーボモータ駆動装置、見えない傷を電子顕微鏡でチェック「異物検査装置」、3D測定微細加工システム、LED/半導体関連装置FAシステム制御、Windows CE、ナノ微細加工技術、海洋ロボット、省エネ制御システム製品等の開発、設計、製作を事業として展開しています。
サーボ(Servo)の語源はラテン語の"servus"(奴隷)から由来しています。サーボを簡単に説明すると、「指示した位置や速度にすばやく追従させる制御をおこなう装置」といえます。高速に繰り返し指定した位置に移動することを得意としており、その特性から、ファクトリーオートメーションやロボット分野では欠かせない技術となっています。たとえば、半導体や液晶パネルを製造する製造装置のほとんどに使用されています。
80年以上の歴史を持つ(株)三明をバックボーンに、私たち三明電子産業は設立以来40年以上、無借金経営で成長を続けています。
「ものづくり」は「ひとづくり」です。柔軟で独創的な製品開発には、「人財」が欠かせません!私たちは、資金力を武器に、人財開発は他に類を見ない程じっくり腰を据えて行っています。入社後1年間、全ての職種を経験していただき、その上で社長自ら1人1人面談し、本人の希望と適性を踏まえて配属します。1年間研修を経て、全ての部署の先輩たちと「絆」ができ、その後の仕事やプライベートにも役立ちます。社員間の風通しが良い環境が、我社の誇りである「入社3年以内の離職率ゼロ」という社員定着率の高さにあらわれております。
人財が育ち、また社内一貫で開発設計から製造まで行っているので、私たちはものづくりに関するありとあらゆるノウハウを持っています。社員の力が集結し、それが新しい製品開発力となっています。そして新しい製品を開発できることが、社員の更なるモチベーションに繋がっています。
育った人財が、製品開発をし、高品質な製品を製造できるよう、設備投資にも力を入れています。最新設備だけでなく、当社の社屋・工場はキレイです。5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動がしっかり習慣付いているからです。安全で高効率かつ高品質の企業はこの活動がきちんとできていると言われています。
当社ではこのように「人財開発」「製品開発」「設備投資」の3本柱で、ハード・ソフトの両面とも常に高いポテンシャルで臨んでいます。
当社オリジナル製品の比率を50%にまで引き上げていきます。
また、電気制御装置のみで勝負するのではなく、メカニカル技術とコラボした製品、具体的には、
1.サーボ制御とパラレルリンクロボット開発
2.超精密微細ナノ加工装置開発
3.精密切削加工ミニロボット開発
といった、メカトロニクス技術を今以上に追求してまいります。
私たちの製品は世界中のお客様に愛され使われておりますが、当社の高い技術力と高品質な製品を提供し続けるため、海外への生産拠点進出は考えておりません。じっくり育てた技術力の高い当社の社員が協力しながら作ることで、お客様にご満足いただける、そして自分たちも納得できる製品ができると考えているからです。
ですから、今後も人財の育成に力を入れてまいります。